心を掴む心理学

マジカルナンバー7は古い!4か3でビジネスは成功する!?

「無料プレゼントはいくつ用意すると喜ばれる?」

「商品を今以上に魅力的に伝えるには?」

「成約率をあげるコツって?」

伝えたい事が多すぎたり、逆に何を伝えたらいいのか分からない・・・と悩む事はありませんか?

あまりに情報が雑多になっていると、見る側もスムーズに内容を把握することができないため、あなたに対する興味が薄れてしまいます。

特に、ビジネスにおいては、情報が多すぎて要点が上手くまとまっていないケースをよく目にします。

では、お客様や上司に対して、どうすればより分かりやすく伝えることができるのでしょうか?

ポイントは、瞬間的に覚えられる限界の数である「マジカルナンバー」にあります。

マジカルナンバーとは?


マジカルナンバーとは、「人が即時に記憶することの出来る限界数を表したもの」です。

認知心理学では、記憶を・・・

● 感覚記憶
● 短期記憶
● 長期記憶

上記の3つに分けて考えています。

マジカルナンバーはその中でも、「短期記憶」に関わる用語です

短期記憶とは?

短期記憶とは、数十秒から数十分の間保持される記憶のことを言います。
一般的には、7個ほどの数や文字が記憶出来るとされています。

例えば、「5、2、9、4………」というふうにランダムに読み上げた数字を覚えようとすると、多くの人たちの間では記憶できる数字が平均7個くらいになります。

「7個って少なくない?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。

電話の取次ぎを例に挙げると、

「○○株式会社営業部の山田太郎と申します。先日の△△の交渉の件でご連絡させて頂きました。佐藤部長にお取次ぎお願いできますでしょうか?」

・・7文字を大きく上回っています。
しかし、上の例に挙げられた内容でしたら、メモを取らずとも問題なく取り次ぐことが出来る方も多くいると思います。

何故7個以上の文字や数を覚えていられるのでしょうか?

そこには「チャンク」という概念が関わっています。

マジカルナンバーのチャンクとは?

チャンクとは、塊という意味です。数や文字を塊にすることで、7個以上の数を記憶できるようにすることを「チャンク化」と言います。

チャンク化の代表的な例としては、電話番号が挙げられます。

携帯電話の電話番号をそのまま並べると

「09012345678」

というふうに11桁になります。

・・・・何となく見にくい感じがしませんか?

皆さんが普段目にする電話番号の多くはこのような形ではないでしょうか?

「090-1234-5678」

ずいぶんと見やすくなったと思いませんか?

これは11桁の数字を「090」「1234」「5678」という3つの塊にすることで、記憶をしやすくしているのです。

つまり11桁の数字から3つの塊に変化させたということになります。

そうすると短期記憶の限界容量である7個程度の範囲に収まるので覚えやすくなるのです。

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マジカルナンバー7±2とは?

マジカルナンバーは、アメリカの認知心理学者であるジョージ・ミラーが1956年に発表した論文『マジカルナンバー7±2』というタイトルから、広まりました。

ミラーは、論文の中でそれまでに行われた記憶の研究をふり返り、「日常的なことを対象にした場合の記憶容量は、7個を中心としたプラスマイナス2の範囲である」という仮説を述べました。

この発表は大きな反響を呼び、認知心理学のみならず、ビジネスの分野でもよく応用される考え方の1つになりました。

マジカルナンバーは7でなく4!?

マジカルナンバー7の研究は、その後も続き現在では、2001年にアメリカの心理学者ネルソン・コーワンが発表した「4±1」という説が有力になっています。

元々、ミラーもマジカルナンバー7に関して論文の中で「(7±2という記憶の容量について)現在のところは判断を差し控えることにしておく」と書いていました。

つまり、ミラー自身、「様々な測定や「世界7不思議」のような伝説でも「7」という数字が多く取り上げられてはいるが、「偶然ではないのか」という疑問を完全に取り去ることはできない。」と考えていたと思われます。

それが、本人の予想以上に、マジカルナンバー±7の考えが世に広まってしまったということのようです。

コーワンの研究では、記憶以外の要因が関わる影響を最大限少なくすると、記憶できる限界数が4±1になるということが分かりました。

先ほどの電話番号を例にすると・・・

「090-1234-5678」は3チャンクですが

「090-1234-5678-2233-4455-9876-8765」だと7チャンクです。

7チャンクを覚えるのはかなり難しくありませんか?

実はミラーも、マジカルナンバー7について「日常的なことを対象にした場合の記憶容量は」と限定しています。

記憶には、元々の知識や経験、覚えるための方法など多くの要因が関わっており、それらの要因を少なくした場合の記憶容量は4±1だとコーワンは主張しました。

つまり、人が直感的に把握して記憶できるチャンク数は4±1ということになります。

では、これらをビジネスに応用するには、どうすれば良いでしょうか?

マジカルナンバー7と4の効率的な使い方とは?

ミラーは、「日常的なことを対象にした場合の記憶容量は7個を中心としたブラスマイナス2の範囲である」という説を述べましたが、ある研究によると、数字を記憶していくという課題を行うと記憶できる数字は平均7個前後になります。

このことからも、一般的に人が情報を把握できる限界量が7個前後だとすると、これをビジネスに応用すると、どうなるでしょうか?

例えば量が多く見せたい場合、マジカルナンバー7が使えます。

● 提供するサービスは7つ以上にする
● 無料プレゼントや無料特典は7つ以上にする
●7つ以上のイベントを用意する

このように使うと、人は記憶が出来ないほど多いと感じるため、満足度があがります。

逆に、確実に伝えたいことや覚えて欲しいことは、コーワンのマジカルナンバー「4±1」を使います。

● 会議の議題を4つまでにする
● プレゼンテーションで特に主張したい事柄は4つ以内にする
● 部下に作業を指示する時は、内容を4つ以内にする

このようにビジネスにおいてマジカルナンバーを応用する場合、「7」は人が短時間に情報を把握できる最大の容量であり、「4」は効率的に情報を把握できる容量であることを念頭に置くことで、より有効な手段を打つことが出来ます。

3以下のチャンクを活用する

iPhoneやiMacを開発したAppleの創業者であるスティーブ・ジョブスは、一流のプレゼンテーションを行うことでも有名ですが、その鍵の1つは主要なテーマを3つに絞ることでした。

マジカルナンバー4±1の中でも、少ない値に設定することで負担なくテーマに集中することが出来るようになります。

また、人はテーマの数が偶数になると情報をまとめてしまって考えるという性質があるため、奇数である3つにすることでそれぞれのテーマが独立して際立ちやすいという効果もあります。

印象的な内容をアピールしたい場合は、テーマを3つまでに絞ると良いでしょう。

9以上のチャンクを活用する

マジカルナンバーの研究からも分かるように、人は9個以上の情報になると正確に内容を記憶することが難しくなります。しかし、それ上手く応用することでより良い効果を生むこともできます。

例えば、ブログタイトルや広告などにおいてセールスポイントなどを過剰なほどつけることで、正確な内容を把握することはできなくても、「これだけアピールポイントがあるなら効果がありそうだ」という印象を与えることができます。

内容よりもイメージを印象付けていくことを念頭に置く場合、9個以上の内容を設定することで効果が高まると言えます。

まとめ

いかがだったでしょうか?

マジカルナンバーの効果を利用することで、ビジネスにおいてもより有効な手段を打つことが出来るようになります。

  • 人が短時間で情報を記憶することのできる範囲は「7±2」
  • より内容を詳しく伝えたり、情報をまとめる場合は「4±1」
  • テーマを3個以下に絞ることで、内容に集中しやすくなる
  • テーマが9個以上になることで、内容よりも印象が強く残りやすくなる
  • それぞれの目的に応じて、マジカルナンバーを使い分けることが重要

マジカルナンバーは、多くのビジネスの場面において活用できますので、是非、参考にしてみてください。


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