パワーポイントで自己紹介をするって本当?
自己紹介をユニークにする方法を知りたい!
パワーポイントで自己紹介したことはありますか。
実はプレゼンの前に自己紹介を入れることで、聴衆があなたに興味を持ってくれるメリットがあります。
またパワーポイントで自己紹介をすることで、印象的に残すことも可能です。
ここでは自己紹介が与える影響や、その大切さを見ていきましょう。
さらに他の人とは違うユニークな自己紹介で、より印象を上げることもできます。
パワーポイントで自己紹介をする方法をご紹介します。
なぜ自己紹介が大事なの?
Original update by:紺色らいおん
これから大切なプレゼンで、身も心も引き締めて取りかかろうとしているあなた。
自己紹介の内容は決めましたか。
自己紹介なんて冒頭にサラッと言えばいいと思っていませんか。
実は自己紹介があるのとないのとでは、プレゼンでの反応が大きく変わってきます。
何故、そんなにも自己紹介が大事なのでしょうか。
自己紹介ではあなたの人となりはもちろん、過去の経歴や経験談などをお話しするでしょう。
すると聞き手に共通する部分が1つ2つは出てきます。
全くの見ず知らずの相手の話と、自分との共通点を持っている相手の話では、同じ内容でも残る印象が変わります。
人は自分に共通点がある人に親近感を抱き、共感できる部分があると話を聞いてみたいと感じるのです。
また、自己紹介で経歴を話すことで、これから聞く話を聞くに値する人物だと理解してもらえるようになります。
その道に詳しい人であれば、話を聞いてみたいと思うので、自己紹介がない場合と比べると話を聞いてもらえる確率がアップします。
さらに、プレゼンの場はお互いに緊張していて堅苦しい空気になることが多いです。
そんな空気のままプレゼンに入るよりも、自己紹介を入れて笑いを取れば場の雰囲気を和ませることも可能です。
柔らかい雰囲気の中で行うことで聞き手もリラックスできるので、耳に入る言葉もすんなりと受け入れてもらえるでしょう。
このように自己紹介があるのとないのとでは、その後のプレゼンに大きな違いが生まれるのです。
自己紹介で相手に伝えなければならない項目とは?
自己紹介といっても名前と年齢だけのシンプルなものから、過去の経験談を盛り込んだ詳細なものまで様々です。
どの程度の自己紹介をするかは、聞き手側の反応や時間などに左右されるでしょう。
そんな中、自己紹介で絶対に聞き手に伝えてほしい内容があります。
経歴の羅列
もしあなたの経歴が輝かしいものであれば、経歴を公表することで信頼度を得ることができます。
有名大学を卒業、専門分野での号を取得、海外留学の経験があり、学生時代に残した経歴などは是非公表してください。
経歴が並んでいるだけでは「ただの頭でっかち」と思われる可能性もあるので、できれば具体的に結果を残したことを織り交ぜると良いでしょう。
喋る時は自慢話にならないように気を付けることです。
経歴を残しているのに謙虚な人は好感が持てますが、経歴を盾に見下すような人は一気に信頼感を失います。
シンデレラストーリー
経歴に自信がない人でも、心配はいりません。
その場合は、これまでの経験談や失敗談などを含めたシンデレラストーリーを話しましょう。
シンデレラストーリーとはその名の通り、平凡な学生だった人が、社会人になって才能を発揮したとか、眠っていた才能が目覚めたなどの成功ストーリーです。
これから行うプレゼンに関連したことでのストーリーを持っているのがベターですが、自己紹介なので、関連性はなくても聞き手をあっと言わせるような話であればOKです。
聞き手が思わず共感できるようなストーリーに仕立て上げるのがポイントです。
自己紹介のパワーポイントの例とは?
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自己紹介のパワーポイントの見本を見ていきましょう。
自己紹介と言えば「名前」「年齢」「趣味」などが思い浮かびますが、せっかくパワーポイントで自己紹介するのでもう少し工夫していくべきです。
視覚情報はマストなので、あなただと分かる写真や絵を挿入しましょう。
身体全体が写っているものでも良いですが、あなたの顔が分かるものにしましょう。
そして昔の良い写真ではなく、今のあなたを載せるのがベストです。
名前には「誰でも読める名前」であったとしても、必ずふりがなを振っておきましょう。
この辺りは、見ている人の分かりやすさを考慮すべきです。
画像以外の文字情報はできるだけシンプルにしましょう。
文字はフォントと色のパターンを2個~3個くらいに押さえます。
ガチャガチャと余計なイラストを差し込んだり、カラフルにすると重要なポイントが相手に伝わらなくなってしまいます。
強調したい部分は文字の大きさを変える、フォントを変える、色を付ける、太字にするなど目立たせます。
しかし他の要素とのバランスは大切なので、異色な雰囲気にならないように注意しましょう。
経歴や体験談を載せる場合は、過去・現在・未来の要素を含めましょう。
経歴はあまり長く書くと文字が小さくなり見づらくなるので、伝えたい経歴を厳選して載せましょう。
「学生時代は野球をやっていて…高校では~」などとダラダラと書くのではなく、「趣味は草野球です」「学生時代からずっとファーストでした。野球好きな人は声をかけてください」と簡潔に書いた方が伝わります。
可能であれば連絡先やSNSのIDを入れておくと、興味を持った人がメモをして後日連絡してくれるかもしれません。
ユニークな自己紹介とは?
自己紹介のパワーポイントはシンプルでも良いのですが、実際の自己紹介はユニークさを出したいものです。
自己紹介はあなたという人物を聞き手に売り込むプレゼンです。
聞き手の心を掴んで共感を得るのも、この自己紹介にかかっています。
自己紹介にユニークさを加えるなら、シンデレラストーリーを盛り込むのがおすすめです。
シンデレラストーリーはあなただけの話になるので、ユニークになります。
自分はこんな人ですと話す時に抽象的に伝えるのでは、共感は得られません。
例えば「1人でアメリカに旅行したことがあります」という経験談を話しても、聞き手からは「どうして?」「何のために?」と疑問が残ってしまいます。
そこで「自由の女神を自分の目で見ておきたかったからアメリカに行きました。本物はやはり凄いです」となれば、具体的でその先のコミュニケーションも円滑になります。
ユニークさを出したいなら「意外性」を利用するのもありです。
例えばおっとりしていて大人しそうな人が「学生時代は自転車でアメリカ縦断をした」となれば、聞いている人は驚かれるでしょう。
また大柄で強面の人が実は「猫の里親を探す同好会に入っている」となれば、意外すぎる反面、一気に親しみやすくなりますよね。
こういった意外性を利用することで、自己紹介はユニークになりますし、後々の話題にもなるので、意外な経験や趣味を持っている場合、自己紹介に盛り込まなければ勿体ないくらいです。
まとめ
いかがでしたか?
聞き手の印象に残る自己紹介をパワーポイントで作るなら、ユニークさは欠かせません。
経歴を書くのも良いですし、あなたが体験したことを織り交ぜても良いでしょう。
ユニークさを出すには、相手が創造しやすいように具体的に書く、意外性を利用する、あなたしか経験していないストーリーを組み立てるなどが有効です。
もちろん嘘や大袈裟に表現するのはいけませんが、真実であればどんどん出していくべきです。
自己分析をしながら相手に共感を生む自己紹介を組み立ててみましょう。
