モチベーションが下がる理由は?
モチベーションを維持するにはどうすればいい?
仕事や勉強、スポーツやダイエットなど、やる気満々で始めたのにモチベーションが下がってしまうことってありますよね。
そして、モチベーションが下がると、行動を継続していく事も困難に感じるようになりますよね。
でも、モチベーションを維持できれば、ささいなことでも継続できて、大きな成功を手に入れることができます。
実は、「真似る」という事でもモチベーションを高く維持することができます。
ここでは、モチベーションが下がってしまう原因と、モチベーションを維持するための方法についてまとめました。
Contents
モチベーションが下がる理由とは?
モチベーションとは、やる気・動機付けという意味で使われる事が多く、行動するための心の原動力の事です。
仕事や勉強、スポーツなどをする上で、その行動を継続しようと思ったら、モチベーションを高く保つことが重要です。
しかし、一つの事を達成するまでモチベーションを高く保ち続ける事は大変です。
では、どのような時にモチベーションは下がってしまうのでしょう。
評価されない時
仕事で頑張っても、会社や上司からその努力に見合った評価をされないと、「やっても意味がない・・・」と感じてしまって、モチベーションは下がります。
思わぬミスをしたり、ミスを繰り返してしまった時
するはずがないと思っていたミスをしたり、ミスをしたことで叱られたり、そのミスがきっかけで焦ってその後もミスをくり返してしまったりした時、「自分はダメだ・・・」と自己嫌悪に陥ってモチベーションは下がります。
自分が望んでやっているのではなく、強制的にやらされている時
自分の意思が通らずに、自由に仕事ができる環境がなくて強制的に働かされていると感じると、「自主性が無くなって」モチベーションが下がります。
「なんのために働いているのか」という目標や向上意識がないと、仕事はただの作業にしか感じらなくなってしまいます。
仕事がマンネリ化してつまらないと感じている時
何のためにしているのかという動機や意義が見いだせず、ただ漠然と仕事をしていてもモチベーションは上がりません。
その上、同じ作業をただ淡々と繰り返しているだけだと、「刺激がなくなるため」モチベーションは下がっていきます。
努力や成果に見合った報酬を得られない
自分の行った仕事の成果に対し、思うだけの給与が出ないとモチベーションが下がります。
社会人では、このことが転職のきっかけになる事が多いです。
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3か月続くと継続できるようになる
一般に行動は21日続けると習慣化し、3か月続けると本当の習慣になると言われています。
継続というのは意識的に行動を行う事で、習慣とは無意識にその行動を行う事です。
そこで、初めは辛くてもその行動を意識的に続けていれば、3カ月経つころには意識しなくても行動できるようになるのです。
しかし、長く継続するというのは大変です。
そこで、3か月無理なく継続するには、その間、目標と行動量・行動の振り返りを行う事が大切になってきます。
目標
最初からいきなり大きな目標を達成しようとすると、そこまでモチベーションを保ったまま継続するのは大変です。
目標を達成するまでに、「途中でもうだめだ」と挫折してしまう事もあるかもしれません。
一方で、小さな目標はクリアしやすいので、達成のハードルはグッと低くなります。
まずは、小さな目標をクリアしていくことを繰り返しながら、大きな目標達成へとつないでいくようにすると継続しやすくなります。
モチベーションを保ちながら継続していくには、「これをすれば必ず達成できる」という気持ちを持つ事が大切です。
行動量
目標に向かって頑張っていても、一日の作業量が膨大だと行動に移せなくなります。
そして、一度さぼってしまうと、今度はさぼり癖がついてしまいます。
そのため、スケジュールを立てて、無理なく1日で出来る仕事量にまで落とし込む事をおすすめします。
しっかりと計画を立てるクセをつけると、やり忘れを防ぐ事もできます。
振り返り
目標を達成するために行動を継続するには、定期的にその行動を振り返ることも大切です。
毎日寝る前にその日の行動をチェックしたり、毎週何曜日とか日にちを決めて、必ずそれまでの行動を振り返るようにします。
そして、その時うまくいった事・いかなかったことを振り返り、うまくいかなかったことには、その対策法を考えます。
このように、対策を考えて出来ることが増えて行くと、成長を実感できるので行動が継続できるようになっていきます。
この3つを行っていれば、3か月無理なく行動を継続していけるでしょう。
モチベーションを保つ方法とは

モチベーションを保つ4つの方法をご紹介します。
モチベーションの高い人たちの中で仕事〈勉強〉をする
一緒に仕事や勉強をする人たちや環境がやる気のない人たちばかりだと、それに引っ張られて自分のモチベーションも下がってしまいます。
人は傍にいる人の影響を受けやすい性質があるため、モチベーションの高い人たちと仕事や勉強をするとそれに刺激を受けて自分のモチベーションも上がってきます。
目標を紙に書いて見える所に貼っておく
誰でも最初は志を高く掲げて始めても、段々とモチベーションは下がって来るものです。
そこで、自分は何のためにこの仕事をしているのか、目標は何であるかなど自分の当初の目的や志を明確に紙に書いて、毎日目のつくところに貼っておくとその目標を達成しようという気持ちが湧いて、モチベーションが保てます。
体調を整え休息を取る
いくら仕事を頑張っても無理をして体を壊してしまっては、体調と共にモチベーションも下がってしまいます。
きちんとした食事、十分な睡眠、適度な運動と休息を取り、心と身体の両方を健康に保つことはモチベーションを下げないためにも大切な事です。
疲れた状態で、無理をして続けていても良い結果は生まれません。
そのような時は、一度思い切って仕事から離れて、心と身体をリセットさせるとモチベーションを維持する事が出来ます。
周りに宣言する
人は誰かに見られていると思うと頑張れるものです。
そこで、何か行動を始める時、周囲の人に「○○をやる!」と宣言して始めるとモチベーションを維持しやすくなります。
モチベーションを高く保つコツ
実はモチベーションは無理に上げる必要はありません。
なぜか分かりますか?
みなさんモチベーションが下がるから、モチベーションを上げようとするのですが、なぜモチベーションが下がるのでしょうか?
臨床心理学では、モチベーションが下がる理由の1つが「自己肯定感の低さ」とされています。
自己肯定感が低い人ほどモチベーションが下がりやすいということが、心理学の研究ではわかっています。
例えば、モチベーションが続かない人ほど、自分のことを次のような形で自己否定します。
- 「結果を出せない私はダメ人間」
- 「行動しない私はダメ人間」
- 「挫折して、すぐに落ち込む私はダメ人間」
しかも、多くの人は、自分の自己肯定感が低いことに気づいていないのです。
知らず知らずのうちに自分はダメ人間と、否定している人がやる気に満ちている訳がありません。
そのため、モチベーションが下がったと感じる時は、「自己否定をしていないのか?」自分に問いかけてください。
自分を否定していることに気付いたのなら、それを止めることです。
それだけで、気分は前向きになりますよ。
まとめ
いかがでしたか?
仕事や勉強など、自分の行動が評価されなかったり、強制的にやらされていたり、目標もなくただ漠然と作業だけをこなしているような時、モチベーションは下がります。
モチベーションを保ったまま行動を継続することは大変ですが、3カ月継続できれば、その行動は習慣化していきます。
その3か月を無理なく継続するには、目標と行動量と振り返りを行う事が大切です。
そして、モチベーションを保つには、モチベーションの高い人たちのいる環境で仕事をする事や、目標を紙に書いて常に目に入る場所に貼っておく事、そして周りに目標を宣言すると、目標達成までモチベーションを保ち続ける事が出来ます。
ただし、途中で疲れてしまったり体調を崩した時には、無理に続けず休養を取り、心と身体をリセットする事が大切です。
無理をしても体調と共にモチベーションも下がるだけです。いったんゆっくり休んで心も体も元気になればモチベーションも上がります。
そして、高いモチベーションを保つには自分の尊敬する人・理想とする人を見つけて、その人を目指して行動すると明確な行動や目標達成の方法が見えてきて、やる気もアップするでしょう。
モチベーションを保つことは難しいですが、目標達成のための行動をスムーズに行うため、この記事を参考にモチベーション維持の方法をぜひ実践してみてください。
